先日こちらの記事「40代共働き家庭の資産ポートフォリオ 2018年12月」で、夫の賞与や私の労働収入は預貯金や投資にほぼ回していると書きました。
つまり夫の月収の範囲で、世間一般的なレベルの生活(衣食住、レジャー、教育積立、保険等)をしているので、妻の収入は最初からあてにされていないのです。今回は妻の収入を投資にあてるメリット・デメリットについて記しておきたいと思います。
メリット
・ある程度まとまった額の入金力
・当面の生活に支障はないのでリスクが取れる
夫婦二人に労働収入があるのは、やはりメリットだと思います。
比較的まとまった額を預貯金・投資にあてることが出来ます。
デメリット
・相場によるので、リスクの取り過ぎには注意する必要がある
投資した有価証券のリスク度合いにもよりますが、損失も大きくなる可能性が高くなります。
やはり一馬力よりは二馬力あった方が投資元本も大きくなるので、リスクを許容できるのであれば
メリットの方が大きいなと実感しています。
とはいえ、育児をしながら共働きを維持していくのは、体力的にも精神的にも相当大変ですよね…。私もギリギリのところで続けている感じではあります。
【共働きをする上で必要だった条件】
・妻の職場の理解(上司・同僚の理解、会社の育児支援の制度)
・夫の育児、家事への協力
・両親、義理両親の孫育児への協力
・保育園、放課後児童クラブへ入れるための情報集能力や行動力、そして「運」
これらが揃わないと我が家では共働きは早々にギブアップせざるを得なかったと思います。
そもそも、40代の私達の世代だと、出産した時点では(今から10数年ほど前)
「仕事を辞めて育児に専念する」という選択肢を取る人が、今よりもはるかに多かったんですね。
(下図参照)

(厚生労働省所管 独立行政法人 労働政策研究・研修機構 資料より抜粋)
私の友人の多くはこの「専業主婦になり、育児に専念する」という形をとっていました。
多くは専業主婦に育てられた世代ですから、そういった選択をするのもごく自然なことだったのだと思います。
一方で、私達夫婦の両親はいずれも「夫婦で会社員または公務員」という形で、
共働きを貫いたので、40年近く前の当時としてはかなりレアケースでした。大変な子育て時代であったとは思います。その代わりに今では夫婦ともに「国民年金+厚生年金」を受給出来ています。
その子供である私達夫婦も
「夫婦二人で働く」という選択を自然としました。
そして運も大きいですよね。
保育園に入園できるかなんて、自分の努力ではどうすることもできない運の要素も多分にありました。
今後は更に「夫婦共働き」が占める割合は増えるでしょう。
日本の経済状態・年金制度を考慮するとそうせざるを得ない状況なのかと思います。
日々の生活も投資も夫婦二人で支え合えたらよいですね。
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