みらい国際塾では、単なる「勉強を教える塾」ではなく、日本の学校文化や学習習慣まで含めて支える“架け橋の教育”を大切にしています。
今回は、当塾で多くの日本人生徒・留学生を指導している数学担当の小板橋先生に、授業づくりや留学生指導についてお話を伺いました。

受験指導に長年携わってきたプロ講師。
「答えを出す力」だけではなく、「考える力」を育てることを大切にしながら、多くの生徒を指導している小板橋先生
「数学を通して、考える力を育てたい」
先生はこう語ります。
ーーー感覚だけで考えるのではなく、数学的な観点で物事を認識することが大事なんです。
ーーー社会に出てから本当に必要になるのは、「答えを覚える力」だけではなく、「自分で考える力」だからこそ、生徒たちには、数学を通して論理的に考える力を身につけてほしいと考えているそうです。
「分かったつもり」を見逃さない授業設計
小板橋先生の授業では、“理解した気になる状態”をそのままにしません。例えば小テストでは、問題数をあえて絞り、同じタイプの問題に集中して取り組ませます。
すると、
●本当に理解できているのか
●なんとなく「分かったつもり」になっているだけなのか
を、生徒自身も自然と認識できるようになります。また、授業では人間の集中力も意識しながら、45分の中で内容を細かく区切って進行。
「長く説明する」のではなく、“理解できる単位”に分解しながら、一つひとつ積み上げていくことを大切にしています。
留学生指導で大切なのは「橋渡し」
先生は、留学生だけを特別扱いしているわけではありません。
数学そのものは世界共通。
ただ、日本の学校教育では、
- 問題文のニュアンス
- 日本語特有の表現
- 「何を問われているのか」の理解
が必要になる場面があります。そのため授業では、
「この問題は何を聞いているのか」
「この言葉はどういう意味なのか」
を、一段階かみ砕きながら確認していきます。先生はこう話します。
「高校に行って困らないようにする。
中学から高校への“橋渡し”をすることが大切なんです。」
これは、日本人生徒にも共通する課題です。
ただ、留学生の場合はそこに“言語の壁”が加わるため、より丁寧なサポートが必要になります。
留学生の強みは「処理能力の高さ」
小板橋先生は、留学生には大きな強みもあると話します。「知っている内容に対する処理能力は、とても高いです。」
一方で、
- 試行錯誤する経験
- 「分からなくてもまずやってみる」経験
は、日本人生徒より少ないケースもあるそうです。そのため授業では、
- まずは解ける問題から始める
- 小さな成功体験を積み重ねる
- 一段ずつ“理解の階段”を上っていく
ことを大切にしています。「できる」を少しずつ積み重ねることで、生徒自身が自信を持ち、学ぶことへの前向きな気持ちにつながっていきます。
「自立できるようになること」が最終目標
小板橋先生が最も大切にしているのは、「先生に教えてもらわないとできない状態」で終わらせないことです。最終的には、生徒自身が、
- 自分で考える
- 自分で学ぶ
- 自分で前に進む
ことができるようになること。先生はこう語ります。「先生が教えすぎるのではなく、生徒が自分で学べるように導くことを意識しています。」これは、留学生が日本の高校生活を送るうえでも、とても重要な力です。
「外国人学生」で終わらせない
みらい国際塾では、単なる学習指導ではなく、
- 日本の学校文化
- 言葉の壁
- 学習習慣
- 内申・定期試験対策
- 将来の進路
まで含めた、“架け橋の教育”を大切にしています。
一人ひとりに合わせた学習設計を通して、「できる」を積み重ねながら、日本で自立して学べる力を育てていきます。

